伊勢志摩と言えば、リアス式海岸で、伊勢海老や、真珠、そして牡蠣が有名ですが、伊勢、鳥羽、志摩、南伊勢町へと続き、五カ所湾も牡蠣が有名で、最近では近畿大学のマグロの養殖も行われている自然豊かな場所です。
待合せ場所に９時にお約束させて頂き、お待ちしていると、なかなかお二人の車が来る様子もなく、白い軽トラが１台停まったなあ〜と眺めていると、若い男性が降りて来て、実は新郎様でした(^_^;) まさか軽トラで来られると思っていなかったので、ちょっと油断してしまいました（笑）
ご挨拶もそこそこに、さっそく撮影場所へ移動を開始です！ 新婦様の地元である迫間浦を見下ろせる南海展望台から撮影をスタートです。五カ所湾と、太平洋を見下ろせる素敵な場所で、今日は晴れているものの、霞んで空と海が同化してしまっていて、少し残念・・・ 晴れていれば、真っ青の景色を楽しめるそうです。
雄大な景色を背景に撮影しながら、頑張って登って来た階段で、風船を膨らまして遊んでみたり、子供の頃に帰った様な雰囲気ですが、実際、新婦様の小学校の遠足は、この南海展望台へのハイキングだったそうです（笑）
展望台から、港へ移動をして引き続き撮影です。普段なら立ち止まる事もない、当たり前の場所だと思うのですが、新郎新婦様がコンクリートの堤防で座ったり、立ったり、その姿をレンズを通して撮影してみると、当たり前で普通の場所でも、実は、こんなに素敵な場所なんだと知ってもらえると思います。撮影した画像を、カメラの画面で新郎新婦様に見て頂くと、すごくビックリしながら喜んで下さっていました。
引き続き、港の中まで車で入って、新婦様のお父様からお借りした、白い軽トラを使って撮影してみました。軽トラで撮影！？なんて思われるかもしれませんが、こういう場所は、やっぱり軽トラの方が似合うんですね(^-^)
港での撮影を完了して、お父さんのお仕事場へ向かいます。お父さんは、牡蠣の養殖をされていて、仕事場では、お父さん、お母さんが待って下さっていました。少し休憩をしてから、新郎様は、お母さん用意して下さった、仕事着を着用して、新婦様は、白いワンピースに着替えて、どちらが、地元の人なのか、分からない感じになって来ましたが、お父さんの船で、迫間浦のクルージングへ出発でうす（笑）
お天気も快晴になり、青い空と穏やかな海を、お父さんの船が進みます。ほとんど波もなく、そんな船の上で撮影をしながら、大阪で会社員の新郎様は、すっかり海の男になっていました(^-^) お母さん、お二人もすごく素敵だったので、お父さん、お母さんの２ショットも撮影して、賑やかに仕事場へ戻り、お二人の指輪を撮影しました。指輪を撮影するための背景を考えていると、お母さん緑のボードを持って来てくれたのですが、良く見ると、アオサ海苔！ まさかアオサ海苔の上で、新郎新婦様の指輪を撮影するなんて夢にも思いませんでしたが、これも地元ならでは、新婦様のご実家ならではの記念ですね。
いつもは、和装での地元ロケーション撮影が多いのですが、今回の様なエンゲージメントフォトでも、自分が生れ育った場所での撮影も、すごく良いですね(^0^)/
＊＊＊ 撮影する事は、人を想う事 ＊＊＊
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