伊勢の志摩市で結婚式のロケーション撮影

今日の撮影は伊勢でのロケーション撮影ですが、いつも伊勢での撮影ではなく、伊勢志摩での撮影なんですね。ご自宅でお支度をして、地元での撮影の、地元ロケーション撮影です！

奈良を夜明け前に出発して、行き慣れた伊勢に向かいますが、今日は伊勢からさらに先に進み、志摩まで進みます。新婦様のご実家に到着して、早速お支度を開始させて頂きます。

普段の生活の場所であるご自宅、ご家族の皆様にもご協力を頂きながら、お支度が進んで行きます。新婦様のお父さんんお母さんが、見守ってくれながらも、色々とと準備をされて、今日撮影でお世話になる神社様へ連絡をしてくださったり、お支度中に新婦様を写真に撮ったりと、ご自宅でのお支度は何かと忙しくも、楽しいひと時です。

待ち時間の長い新郎様とは、カメラマンの僕と、色々とお話しをしながら、新郎様のご実家にお話しをお聞きしてて、新婦様のご実家は宮崎県、しかも霧島連山のある山奥ですごい田舎との事で、山奥と田舎好きな僕と話しが盛り上ります。

新婦様から頂いた今日の撮影場所のご希望は、「海や山」との事で、なんともワイルドなワケです(^_^;)

それで良くお話しをお聞きしていると、海は新婦様のご希望で、山は新郎様のご希望で、それぞれが生まれ育った環境で撮影がしたいとの事だったんですね。何だかお話しをお聞きしていて、海幸彦、山幸彦、そんな感じでした。

そんなこんなで、お支度が進み、新郎様もお着付けが始まります。新郎様のご実家の宮崎件の事をお聞きしていると、ぜひ今日の姿を、宮崎のご家族の皆様にもお見せしたいと話されていて、新郎様のおじいちゃんが亡くなった時に、足袋を履かせてあげた事を思いだしたとの事でした。こうして、ご自宅での撮影を通して、ご結婚式、そして、それぞれのご家族への大切な想いがあるんだなあと感じる時間でした。

今日の新婦様は、白無垢姿にカツラでのお支度で、これからご結婚式に向かう花嫁さんの様です。お支度が整い、さっそくご自宅で撮影開始です。普段の当たり前の生活の場所ですが、こうしてご結婚の記念に撮影をする事って、本当に貴重な事だと思います。毎日家族で過ごして来たこの場所で、皆んなで家族写真です。

玄関の前でも撮影ですが、海の街らしい細い路地で撮影、そして伊勢らしい「笑門」のしめ縄に前でも撮影、ご自宅での撮影の後は、海へ向かいますが、海というよりは、地元の雰囲気が良く分かる様に、船がある港で撮影してみました。撮影していると、お友達も駆けつけて来てくれて、皆んなでワイワイと言いながらの撮影。港には、お父さんの船もあるので、船に乗らせて頂いて撮影してみたりと、静か港町に笑い声が響きます。

こんな場所に白無垢姿の花嫁さんなので、少々目立っておりますが、皆様に笑顔でおめでとう！って声を掛けてくれて、知らないと人も居たのですが、一緒に記念写真も撮影させて頂きました。

港での撮影の後は、地元の神社へ向かいます。氏子でもあるこの神社は、小さい神社ですが、境内はとても清浄に保たれていて、地元の方々からの崇敬の厚さが伺えます。宮司様も来てくださって、こちらでも皆んなで記念撮影。普通の記念撮影ですが、こんな風に色々な方と一緒に撮影出来るのは、地元ならではの良いところです！

白無垢での撮影を完了して、ご自宅へ戻り、皆んなでお昼ご飯です。みーんなお腹が空いていたので、お昼ご飯が本当に美味しくて、新郎様もガッツリ食べておられました(^-^)

後半は、色打掛けへお色直しをして、志摩のリアス式海岸が見渡せる展望台へ向かいます。今日は本当に良いお天気で、青い空と、山の緑と、青い海が本当に綺麗でした！！

展望台の後は、大王崎灯台へ向かいます。到着出来た時間が、遅くなってしまって、灯台へ入る事が出来ませんでしたが、灯台が綺麗に見える場所からお二人を撮影して、夕陽の撮影も出来て、本当に充実した志摩での地元撮影となりました。

ご自宅へ戻る頃には、すっかり暗くなり、本当に一日を掛けての撮影でしたが、新郎新婦様、そしてご家族の皆さのおかげで、すごく思い出に残る一日になったかと思います(^0^)/

＊＊＊　撮影する事は、人を想う事　＊＊＊


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