梅雨の時期のご結婚式は、やっぱり雨が心配ですね。以前ほどは集中しなくなった気がしますが、６月はやっぱりご結婚式の多い月ですから、雨が降ると大変ですね。でも以外と一日中降り続くという日は多くは無いように思います。降っていてもいつの間にかやんでいたり、晴れ間が見えていたりする事も多いですね(^-^)
この日は奈良でかなりの人気の会場での挙式ご披露宴に撮影に行かせて頂きました。会場に到着した時は心配していた通りの雨・・・ 新郎様の嘆きが聞こえてきそう(>_<) でもチャペルの周りの緑が本当に綺麗です。カメラの準備を整えていると程なく、お仕度が出来たとの知らせを頂き、お部屋にお邪魔すると、準備を整えられて新郎新婦様。打合せの時にお会いしてから、あっという間に日が過ぎて今日の日を迎えました。
お仕度の部屋で撮影をしていると、すぐにリハーサルへと移動を開始。リハ中に祭壇の上からの撮影や、指輪交換の手元のアップなどを撮影、いよいよ本番が始まります。こちらのチャペルは自然光がとても綺麗でいつ撮影しても良い感じです。新婦様とお父様の入場では、最近はお父様の表情が気になります。きっと色んな事を思いながらの入場、緊張というだけでは語れない表情です。新郎様へと新婦様をバトンタッチする瞬間は、挙式というセレモニー以上に大きな意味を持つ一瞬ですね。今日は雨の為に、フラワーシャワーはチャペルの中で、そして集合写真も中での撮影でしたが、ゲストの方々から祝福を受けて歩く新郎新婦様のお姿は本当に良いものです。ご披露宴も予定通りにスタートして、和やかでゆったりとしたご披露宴、ご友人との撮影もどんどん撮影出来て、新郎新婦様はとても楽しそうでしたね。お色直しは、キャンドルリレーでのご入場、ゲストの方々でキャンドルをリレーして、最後は全員で吹き消すのですが、この吹き消す瞬間を撮影するのは難しい・・・ リレー中もキャンドルの明かりだけなので、ものすごく暗くて、超スローシャッターで撮影して雰囲気のある写真を撮影するように頑張ってますが、撮影するのは至難の業です。
新郎様のご趣味は写真で、お席に一眼レフカメラ！ご自身でも撮影したり、新婦様の地元の和太鼓の演舞があったり、新郎様が頑張ったDVDの上映など、ご披露宴はあっという間にお開きの時間、新婦様からの手紙、そして花束贈呈、いつも感動させられる瞬間です。最近は良く思うのですが、新婦の父は見守り続ける事が役割のような気がします。どんなお父様のお姿を見ていても、新婦を見つめる眼差しは、見守るといった感じに思えます。新婦の父に思いをはせる様になった近頃、やっぱり歳をとったと言うことでしょうか・・・ 僕にも娘がいますが、どのように見守っていくのでしょうか・・・ご披露宴の途中からは明るい空になり、穏やかなお天気に。ご披露宴の後は二次会への撮影のご依頼を頂いてて、同行させて頂きました。ご友人が多い新郎新婦様、二次会もたくさんのご友人に囲まれて、笑顔がたえない新郎新婦様、新郎様は笑い過ぎて顔の筋肉が痛いって言っておられました。今日も幸せいっぱいの一日でした！
＊＊＊ 撮影する事は、人を想う事 ＊＊＊
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