Hayashi Photo Works の和装ロケーション撮影では、京都、奈良、滋賀、伊勢でのプランをご用意させて頂いておりますが、故郷でのロケーション撮影もあるんです。こちらはご自宅でお支度をさせて頂き、地元でロケーション撮影をするプランで、特にお嫁に行く新婦様のご実家でお支度をさせて頂くケースが多いです。
今回のお客様は、新郎新婦様は東京にお住まいで、ご出身がお二人とも奈良県で、それぞれの地元での撮影をご希望で、まずは新婦様にご実家でお支度をさせて頂く事に。新婦様のご実家ではお支度をしている最中からご親戚の方々徐々に集まり始めて、いつの間にかご自宅は大にぎわい。わいわい言いながら新婦様のお支度が整って行くと皆さん笑顔になって行きます。今回は移動が多い行程なので、ご実家でゆっく撮影が出来ないのがちょっと残念ですが、とりあえず全員の集合写真と、それぞれのご家族で撮影して、御所市の一言主神社へ出発します。葛城山麓のノドかな景色を見ながら、稲刈りの田んぼなんかでも撮りたいなあという衝動を押さえつつ、一言主神社に到着。こちらは広大な敷地や大きな鳥居がある訳でもない地元の神社といった雰囲気ですが、いつ行っても参拝の方がおられる神社で、多くの方の信仰を集めている様です。境内は紅葉にはまだ早い雰囲気ですが、綺麗な秋の光の中で、新婦様の綿帽子姿がよく合います。写真だけをみれば、こちらで挙式を挙げられた感じです(^-^)
神社での撮影の後は、新婦様のご実家に戻り、色打掛けへお色直し。黄色の打掛けがすごく可愛くて、新婦様が迷いながらもお決め頂いた色打掛けですが、新婦様も喜んで頂いていたので本当に良かったです。お支度が整い新郎様の地元に移動ですが、約１時間の道のりなので、ちょと大変ですがとにかく出発です。新郎様の地元では法隆寺の境内で撮影です。法隆寺で撮影が出来るの？？って思われる方も多いと思いますが、今回は地元の方のご協力で、特別に許可を頂いての撮影なのでスゴイ事です！
夕方の法隆寺は、人も少ないかと思いきや、修学旅行の団体さんや観光客の方も多く、なかなか目立ちますが、境内がすごく広いので、ぜんぜん普通に撮影出来てしまいます。とても特別な事なのであまりご紹介も出来ませんが、新郎様にとっては子供の頃から遊び場だったこの場所での撮影、とても良い記念になったのではないでしょうか(^0^)/
今回の法隆寺の様な場所で撮影出来る事は、とても珍しい事ですが、有名無名に関わらず地元の思い出のある場所、ご実家、神社や学校、田んぼや、普通の道、近所のお知り合い、何でもない場所でも大人になって振り返ってみると大切な思い出だと思います。結婚をするから前撮り、流行だからロケーション撮影をするではなく、お二人にしか分からない事でも、本当に意味のある写真を記念に残されてはいかがでしょうか。＜ご注意！＞ この記事は１０月２７日の撮影です。
本日ご利用のお衣装 白無垢01-119 色打掛064
＊＊＊ 撮影する事は、人を想う事 ＊＊＊
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