京都府綾部市で地元ロケーション撮影｜もうひとつの結婚式

今回の撮影のご紹介は、昨年の１１月に地元での前撮りロケーション撮影をさせて頂いたお二人です。

どうして昨年の１１月の撮影を、今頃のご紹介かと言いますと、４月はお二人のご結婚式で、ご結婚式当日まで前撮りの写真は秘密だったからなんです(^-^)

お二人が、前撮りをされた場所ですが、新婦様のご実家である、京都府綾部市での前撮りロケーション撮影でした。ご実家でお支度をして、ご実家で撮影、地元の神社で撮影をして、お昼ご飯を食べてから、午後からも地元での撮影を行いました。

新婦様のご希望は、おばあちゃんと一緒に白無垢姿で写真を撮る事だったのですが、たくさんのご家族が集まって下さって、皆んなで、賑やかに過ごした時間です。台所では、お母さんとお姉さんが、お昼の準備をして下さっている音が聞こえて来ます。おばあちゃんが、お昼の時間に、嬉しそうに、ご自身がお嫁入りをされた時の写真を見せに来て下さって、お亡くなりなった、おじいいちゃんの話を聞かせてくれたり、当たり前の、ご家族の生活の中に、こうして結婚式がある事、それがとても自然な事なんだと気付かされます。

新婦様に、今日の写真は何に使うの？って質問すると、新婦様が「思い出」って答えてくれました。結婚式の前撮りだけど、それ以上に、当たり前の生活の中で、ご家族の皆さんとこうして過ごす事の大切さを、新婦様が心から思ってくれている事、だから、新婦様から「思い出」と言う言葉が出て来るんだと思います。

新郎様に、新婦様のどこが好きなの？って質問すると、「家族思いなところ」って答えてくれました。そんな新婦様の事を好きになって、ご結婚をされるお二人が、また家族になって行くんですね。

この地元、ご実家での前撮りは、撮影というだけではなく、新郎新婦様お二人、そしてご家族にとって、結婚の意味を皆んなで共有する大切な時間なのだと思います。

お父さんが、お昼に一言「今日は良き日だね」と、そう話して下さった事、その一言がとても心にしみました。

結婚式は、結婚式の写真であっても、商品の様に、こちらから提供するものでは無い。結婚する二人が、そのご家族が、ご自身で考え、感じて、その意味を、心に刻む事なんだと、そうお客様に教えて頂いた今回の撮影でした。

＜ご注意！＞　この記事は、２０１５年１１月２８日の撮影です。


本日ご利用のお衣装　白無垢H01-001


＊＊＊　撮影する事は、人を想う事　＊＊＊


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