2010年12月27日月曜日

広陵町の馬見丘陵公園でロケーション撮影

寒いですねえ(*_*) 今朝目覚めると雪が積もっていました。奈良市内は夜中に雪が降っていたようで、名阪国道もお昼過ぎまで通行止めだったようです。

今日は、ご家族のロケーション撮影でした。こんな時期でもロケーション撮影をするの!? なんて思われる方もあるかと思いますが、もちろんご希望であれば季節は問いません。今日のお客様は以前にご予約を頂いていたのですが、雨で延期になっていたのです。ここしばらく結婚式の和装ロケーション撮影が続き、ご予約をお受け出来るのがこんな時期にしかお受け出来なかったのです(>_<) Hayashi Photo Works では、今年の撮影で天候不良で延期になった方は、今日の撮影の方の1件のみでした(^_^;) キャンセルせずに待って頂けた事に本当に感謝です。

ご家族4人で、5ヶ月の赤ちゃんと、2歳のお子様。ものすごく寒い日に大丈夫かと本当に心配していたのですが、お二人とも元気でちょっと安心。でも2歳のおねえちゃんは、一番難しい年頃ですので、なかなかお父さんお母さんの言う事も聞いてくれず、カメラマンのかける言葉など、無視・・・ 2歳ら3歳にかけての子供さんは本当に難しくて、下の子供さんが出来ると、なおさら大変なんですね(^_^;) でもロケーション撮影は自由に遊びながら、子供さんのペースで撮影なので、僕も焦る事はありません。でも寒いので出来るだけ撮影は短時間で済ませました(^_^;)


僕はもうすぐ38歳になります。このブログを読んで下さっているお父さんと同じ年代か、少し上でしょうか。皆さんと同じ様に5歳と8歳の子供が二人います。写真の仕事を始めて18年が経ちますが、20歳代に撮影していた頃を思い返せば、良い写真を撮る為に必死だった様に思います。もちろん今でも必死ですが・・・ でも良い写真がどんな写真なのか、その考え方が変わって来たように思います。写真に写っている人が笑顔で、プロの技術やテクニックでしか撮影出来ない、なにもかもがパーフェクトな写真、それが良い写真だったのかもしれません。でも自分が父親となり、技術や経験ではどうしようも無い子育てを経験し、自分の思い通りに行かない事が当たり前な子育ての日々を経験している事で、人を撮影する事への認識が変わって来た様に思います。2歳の子供さんを目の前にしていると思うのです。子供が成長するように、親も成長させてもらっている。赤ちゃんから子供への大きく成長する2歳の子供の真剣な眼差しが僕は好きです。その眼差しの先にあるお父さんお母さんとの家族の絆を感じさせる瞬間だと思うからです。

僕がスタジオで仕事をして居た頃、子供さんが言う事を聞かず、ちゃんと出来ない、笑顔が出ない、その姿に焦ってイライラするお父さんお母さんの姿がありました。「どうしてこん時に泣くの・・・」振り返れば、その気持ちが良く分かります。でもそうやって子供は成長し、親も成長するのだと思うのです。僕はそうやって親子が成長する姿を撮影出来れば良いと思っています。子供が2歳なら親も2歳、そんな家族のあるがままの姿が写し残せる事が、良い写真だと思うのです。


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