4月は結婚式の撮影がとても多いシーズンで、結婚式当日の撮影や平日は前撮りのロケーション撮影と続いています。そんな忙しい日々に追われていても、震災の事を考えない日はありません。結婚式では必ずと言って良いほどに、震災の事に触れて新郎新婦様が挨拶をされます。
震災で多くの人が被災されているなかで、結婚式を挙げて良いのか・・・
そんな思いを新郎新婦様はお持ちながら、悩んだり、迷われているお気持ちをたくさんお聞きしています。でもこんな時にご結婚を迎えられる新郎新婦様だからこそ、お二人で新しいスタートをして頂きたいと思うのです。多くの方がなくなられ、被災地では復興への懸命の努力が積み重ねられています。この時だからこそ、新郎新婦様は新しい家庭を築き、新しい命の育み、家族を育てて行く事が、生きる事の意味だと思うのです。
今日の京都でのロケーション撮影の新郎新婦様は、関東からお越し頂き、震災後しばらくメールで、京都にお越し頂く事が難しいかもしれないお二人でした。多くの関東からの新郎新婦様の中で、キャンセルも変更もなかった中でしたので、本当に心配をしていました。でも無事に予定通りお越し頂ける事になり、一安心でした(^-^)
午前中は伝心庵での撮影、午後からは東山で撮影のコース。ちょっと天候が微妙な感じでしたが、伝心庵での撮影は日本家屋でトーンを下げたシブイ感じの撮影。伝心庵はなかなか予約が取れず、ご希望を頂いても撮影出来ない事もあったので、撮影できて良かったです。午後からは定番の東山界隈、雲行きの怪しい中で、雨が降っても傘をさしての撮影も良い感じなので、気にせず撮影を続けました。濡れた石畳は風情があって僕は好きですし、お客様からも写真をご覧頂くと喜ばれる方が多いです(^0^)/
*** 撮影する事は、人を想う事 ***
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