2011年3月12日土曜日

京都セントアンドリュース教会での挙式披露宴の撮影

ブログを書き始める言葉が見つかりません。テレビから映し出される映像は目を疑う光景であり、阪神淡路大震災で大きな揺れを経験しながら、何も出来なかった悔しさ、新潟中越地震でほんの少しボランティアで関わった事、記憶と共に複雑な気持ちでいっぱいです。

今日は京都セントアンドリュース教会での挙式披露宴の撮影でした。新郎新婦様は京都での和装ロケーション撮影をご利用頂き、今回の結婚式当日の撮影は招待者として撮影させて頂きました。遠方からのゲストの方もいらっしゃるので心配していたのですが、予定通りに挙式も披露宴も行う事が出来ました。チャペルの雰囲気が気に入って、こちらの会場に決められたとおっしゃっておられた新郎新婦様、実際の挙式もとても素敵で、「暗いので撮影が大変かもと・・・」とお聞きしていましたが、逆に厳かで素敵な撮影が出来ました。挙式から玄関先でのフラワーシャワー、ブーケトス、写真撮影、ご披露宴へのスムーズな移動、スタッフの方のアテンドがとても良かったです。ご披露宴も友人の方々の演出で盛り上がり、あっと言う間に新郎様の挨拶にてお開きに。最後はロケーション撮影で作成させて頂いたエンドロールDVDの上映で締めくくりでした。ご披露宴の受付やウェルカムボードに京都でのロケーション撮影の写真をふんだんに使って頂き、頑張って撮影してお役に立てて本当に良かったと思います。

新郎様のお父様の挨拶で「世の中が大変な時に結婚式とは、後ろめたい気がしますが・・・」との挨拶がありました。きっと参加されている方にも新郎新婦様にも何かしらのお気持ちはあったかもしれません。全て撮影を終え、新郎新婦様のもとへ挨拶に伺った時、今日の日を撮影させて頂いた事、何か言葉でお伝え出来ればと思い少しだけお話をさせて頂きました。

結婚式の日にこんなお話をするのは良くないのかもしれませんが、多くの人が亡くなられた大変な日でしたが、こうしてご結婚され新しい家族を築き、また新しい命を育んで行く事が生きると言う事だと思います。今日の日を心に刻み頑張って下さい。

ちゃんと伝えられたのか分かりません。でも今こうして書いていても、そう思うのです。遠く離れた地から、こうして傍観することしか出来な自分が言える事では無いけれど、今日新しい人生をスタートする新郎新婦様、今この瞬間を生きている私たち、自分が出来る事を精一杯頑張って行かなければならないと思うのです。

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