ご自宅と曽爾高原で前撮りロケーション撮影

１１月の中旬からはご結婚式の前撮りロケーション撮影が続きます。一昨日は滋賀県彦根市で、昨日は奈良で、今日は奈良ですが、桜井市のご実家でお支度をしての地元ロケーション撮影です。

本当は１０月の撮影予定だったのですが、台風の大雨で延期になって、今日の撮影となりました。

撮影のご希望は、新郎様のご実家での撮影と、お二人の思い出の場所である曽爾高原での撮影です。ご実家でのお支度では、新郎様のお父さん、お母さんに色々ご協力頂いて、とても順調にお支度が進みむす。お支度しながら色々お話しをお聞きして、新郎様は写真が苦手との事ですが、お話ししているととても楽しい感じなので、きっと大丈夫！と思ってましたが、撮影が始まると、やっぱり緊張で笑顔がなかなかの新郎様でしたが、そんな緊張の表情の新郎様も、その横でニコニコ笑う新婦様も、お二人とも素敵です(^^)

ご実家のお座敷と仏間で、ご家族皆さん、お二人の写真を撮影して、リビングで撮影した写真は、普段の生活感が写ればと思って撮影させて頂きました。玄関前の細い路地の雰囲気も地元ならではですね。

ご実家で撮影した後は、急いで曽爾高原に出発です！桜井市から曽爾高原までは車で１時間の道のりなので、ちょっとしたドライブですね。移動の車中で、おにぎりやサンドイッチでお昼ご飯を食べて、わいわいと賑やかに遠足気分です（笑）

午前中はお天気が良かったのですが、曽爾高原に到着する頃には空は雲で覆われてしまって暗いです…でも、心配していた曽爾高原のススキもちゃんと残っていて、撮影を始まるみれば、曽爾高原らしい写真が撮れて新郎新婦様お二人も喜んで頂けて一安心です(^^)

ただ１１月下旬の曽爾高原はやっぱり寒くて、山なので、冷たく強い風で、雨もパラパラと降る中での撮影で、新郎様は、ブランケットとマフラーとカイロで完全防寒しながら、撮影するときは脱いで、撮影が終わると羽織って、その繰り返しが続きます（笑）ずっと曇り空で撮影をしていたのですが、冷たく強い風が吹いて、その後に晴れ間が現れて、明るい光で雄大な景色で撮影する事が出来て、山の天気は変わりやすいのですが、こんなチャンスを頂けるのも、自然の素晴らしさですね！！

ススキである程度、撮影出来てホッとしていると、ススキの見回りをしておられる巡視員の皆さんとお会いして、おめでとうござい！新郎新婦様とお会い出来て嬉しいと、何度も言って頂いて、楽しくお話しをして、せっかくなので、皆んなで記念写真を撮らせて頂きました。

曽爾高原で撮影完了の予定だったのですが、せっかく曽爾村まで来たので、もう少し撮影出来ないかと車を走らせながら場所を探します。新郎新婦様お二人のご希望というよりも、カメラマンの個人的な希望で、ここで撮ります！と、車を停めて、地元の神社の鳥居の前で撮影、その後は川に掛かる橋でも撮影、実は、カメラマンは以前からこの場所で撮影をして見たかったです（笑）　そんな事をやっていると、曇り空の切れ間から、また太陽が現れて、すごくドラマチックな写真が撮れて、新郎新婦様も驚きで、この光が出ている間に紅葉の雰囲気で撮影出来たらと、また車を走らせて、川沿いの小さいな桜の木に残る葉っぱを利用して無事に撮影する事が出来て、寒い中で、着物で登山道を歩いたりと、本当によく頑張った、新郎新婦様とスタッフで拍手と握手で、お疲れ様！と言い合って、今日の撮影は本当に達成感がある１日です。

車に戻ると、ご近所の、おばあちゃんがやって来て、お嫁さんの姿を見かけたから、嬉しくなって、急いで会いに来てくれたとの事！　おばあちゃんは９０歳なのに背中もまっすぐでともお元気で、新郎様に何度も新婦様の事を「大事にしてやってやー」と話して下さって、まるで本当のおばあちゃんの様で、温かい気持ちがすごく伝わって来ました。帰りは、また車で１時間のドライブですが、１日の撮影を振り返りながら、疲れも心地よく感じる、そんな時間となりました(^0^)/

＜ご注意！＞　この記事は１１月２２日の撮影です。

本日ご利用のお衣装　色打掛U02-029

＊＊＊　撮影する事は、人を想う事　＊＊＊

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